馬頭観音と盤持石

小杉は古くから北陸道の街道筋にあたり、旅人の往来がはげしく、宿場町と重要な位置を占めていました。馬か古来から通行手段の最たるもので、罵倒観音は旅人の守護仏として信仰を集め、心のよりどころとなっていました。
盤持には、石盤持と俵盤持の2種類があり、石盤持は夏の夜涼みがてら青年たちが盤持石という特定の担ぎやすい形をした自然石を力自慢に高くさし上げて力を競いまいた。